本当はXenServerで仮想マシンを作るまとめを書こうと思ったのだけど、その前にXenServerについて調べたことをまとめておこうと思います。
仮想マシンの作り方についてはまた次回で。
【XenServerについて】
XenServerはCitrix社が提供しているハイパーバイザー型の仮想化ソフトウェアです。(定型文)というかWikipediaを見ればわかる話。
Xen (仮想化ソフトウェア) - Wikipedia
で、オープンソースとして配布されているXen(各ディストリビューションにインストールできる奴)をCitrix社がLinuxに組み込んで色々最適化したディストリビューションがXenServerという位置づけみたいですね。
【プロに訊く!】一問一答 ここが知りたいXenの使い方 ― 第2回 「XenServerはXenとは違うものですか?」 - ASCII.jp
一度XenServerで手詰まりになったことがあったのでオープンソース版のXenをCentOSのパッケージから入れて使ってみましたが、XenServerを触った後だと使えないですね。そのくらいXenServerは作りこまれています。
【XenServerの管理ツール】
XenServerをインストールして起動すると、テキストベースの管理用コンソールが出てきます。ただこの管理ツールからは仮想マシンを作成することはできません。
仮想マシンの作成など、管理するための方法は以下の2通りがあります。
(1)リモートからXenCenter(Win)やOpenXenManager(Lin)を使って管理
XenCenterはCitrix社が提供しているWindows用クライアント。OpenXenManagerは有志によって作られているらしいLinux用クライアントです。OpenXenManagerは少なくともUbuntuではパッケージ配布されていることを確認しています。
ホスト型の仮想化ソフトと同じ感覚で仮想マシンを作ることができます。超簡単です。
(2)シェルからコマンドを打って管理
上記画面の下から2番目の項目「Local Command Shell」から、シェルを起動してコマンドを打ちます。
細かい設定をすることができますが超面倒です。以下箇条書きでまとめ。
・LinuxベースなのでLinuxコマンドが打てる。
・XenServerを管理するコマンドは「xe」(詳しい使い方は次回で書きます)
・yumでパッケージを追加できる(デフォルトのレポジトリはCitrixのもののみ)
・コマンドのオプションがわからなくなったらTab補完←優秀
ちなみに今回は(2)のシェルを利用した管理を試みています。
(1)に関する情報は結構転がってますが、(2)に関してはあまりなかったので苦労しました。
【現状の課題】
今現在この記事を書いている時点では、実はゲストOSが起動できていなかったりします。
と、いうか起動まではできているけれどもゲストOSの画面を表示することができていないという状況で。。。
今回はお茶を濁すという意味もありこんな記事になってしまいました。
次回までにはゲストOS起動までたどり着いてドヤ顔記事を公開したいものですね。
【とりまXenServer関連情報リンクだけ】
今回の調査で見つけたXenServer関連の情報リンクを載せておきます。
下記リンクをまとめたものは次回の記事で書いていこうと思います。
XenServerインストール手順(大阪語)
→むっちゃ丁寧に書いて有るでー。せやけど何かしらのLinuxディストリビューションをインストールしたことあればXenServerのインストールも問題なくできると思うでー。
Citrix公式xeコマンドリファレンス(日本語)
→XenServer4用のリファレンスなので少し古いけど、日本語だしふいんきつかむ
XenServerのTIPS(日本語)
→かゆいところに手が届く。超便利
仮想マシン(DomainU)の設定手順(Citrix公式)(英語)
→もちろんシェルの設定手順です。XenCenter? なにそれおいし(ry
DomainUのブートローダーに関する設定(英語)
http://wiki.xen.org/wiki/XCP_PV_templates_start
→これのおかげでUbuntuのインストールディスクの起動に成功することができました(個人差があります)
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